意外と知られていないのが、「申込ブラック」による審査落ちです。
申込ブラックとは、短期間の間に連続3件以上申込むということです。
審査に自信のないような方やお急ぎの方が陥ってしまいそうな過ちですね。
「これだけ申込めば、どれか通るだろう」
「日にちがないから、とりあえず申込んでしまおう…」
という考えの方は少なくないはずです。
これは、絶対やってはいけないことなのです。
なぜなら、ローンの申込み履歴は、
個人信用情報として個人信用情報センターに登録されてしまうからです。
いわゆるブラックリストですが、延滞事故情報とは別に、
申込み情報も登録され、金融会社における審査の際には必ず確認されるものです。
どうしても連続して申込まなければならない場合、系列内で3社までにしましょう。
系列内で個人信用情報を共有していますので、系列外であれば件数に数えられません。
例えば、銀行系に3件、信販系に3件、
消費者金融系に3件で合計9件申込むことができるということですね。
万が一全てNGだった場合、
銀行系と信販系は6ヶ月、消費者金融系は1ヶ月期間をおいて申込むと良いでしょう。
銀行系と信販系は6ヶ月で、消費者金融系は1ヶ月で申込み情報は登録から削除されます。
最近では、インターネットの普及により、
各社「事前審査シミュレーション」なるものを用意しています。
これも個人信用情報として登録されるとのこと。
無記名でない限り、できるだけ利用しない方が良いでしょう。